週の始まり日曜

* etc on 28.01.2007

日曜です。日曜って明るさと暗さ、楽しさと寂しさ。のような両極の顔を持っていると思いませんか。昼おもいっきりはしゃいでいたのに、サザエさんが終わる頃には、しょんぼりになっていった小学生の頃のような気分にさせられる、日曜の夜。いつもと変わらない夜の景色なのに、日曜というだけでどこか寂しげな景色に見えませんか。
カメラマンの福居伸宏さんのサイトを覗いてみてください。毎週日曜にそんな風景がアップされているのですが、そこに自分がいるような気分にさせられます。どうしてそこまで入り込まさせられてしまうのか、写真が良すぎるのもモチロンあるわけなのですが、よーくよく見てみるとどこにも人が映りこんでいないのです。無人の景色だからこそ、そこに人を探すのかも。そこに自分を置いてしまうのかも。と、思っているうちに中野正貴さんの写真集「 TOKYO NOBODY 」を思い出しました。こちらは寂しさとかいうより、へえぇ~という気分にさせられます。風景というより街から人を排除したというかんじです(サイトはコチラから)
どちらも処理や加工を施した作品ではないという事に感心しつつ覗いてみてください