全ての人に
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先に行き過ぎていた彼に、2002年頃シーンがようやく追いついた。Rolling Stone誌にも賞賛され、数年前からは日本でも人気の高い『 COUNT BASS D 』の約2年ぶりとなる新作「 Act Your Waist Size 」ビニールでは秋頃、CDは今月の頭に。という事で、こんな寒くなっていくこの時期の耳にすごく馴染む、全ての音楽ファンにオススメできる1枚です
Count Bass D / Act Your Waist Size (FAT BEATS)
MADLIBから譲り受けたという噂の、サンプラーをベースに全ての楽器を自ら操り、独特の柔らかい、心地よい音を作り上げる早すぎた才能の持ち主 『 Count Bass D 』の最新作「 Act Your Waist Size 」
歌物あり、美しいピアノにお得意のスモーキーなラップあり、スリリングなジャズいぃ~インストあり、J Dillaへの思いを込めた「 Case O’Dilla 」ありと短めの楽曲20曲が小気味よく、濃い~内容ながらポップというかキャッチーというか、女性の耳にも全編やさしく、するりと入っていきます
そんな全編をひとつにまとめるのは生音を駆使したソウルフルなトラック。そして、来日の際にその日にスタジオに入りいきなり数曲レコーディングしたというエピソードをもつ、彼の溢れんばかりの才能です
コレはこの冬、全ての人に間違いない1枚です
Count Bass D / Act Your Waist Size (FAT BEATS)
視聴はコチラ
ちなみにAct Your Waist Sizeのジャケは上の画像で、横は昨年Jazzy SportからリリースされたBegborrowsteelです