森田くんが遊びに来てくれました。 スケートの映像をひとつもふたつも先にすすめたFESNのハイブリットな映像は、今や日本を飛び出し、世界のFESNとして活躍中。 さらには、CalmやTHE BLUE HERBのミュージックDVDを制作、特にTHE BLUE HERB の 「THE WAY HOPE GOES」の監督として広くしられるようになったが、 やはりなんといっても注目なのは、それよりも6年も前に発表された『 譜演武 』である。 特殊な手を加えず、99年5月2日を切り取ったまさに記録。シンプルな編集のみを施したドキュメントだからこその、THE BLUE HERB東京初ライブのありのままが見事に伝わってくる、力のある作品なのだ。 もちろん99年の作品なので、VHS なのだがこれはビデオテープで見てもらいたい作品だったりもする。FESN自体も完売してしまっているこの伝説のライブビデオ、SQUALにはなんとデッドストックでまだあります。 で、そんな「 FESN 」 の「 LIBE 」の、森田貴宏氏がSQUALに遊びに来てくれたので今回は映像の方ではなくもうひとつのFESNの顔、音CDの方を紹介。

 [ 譜演武 THE BLUE HERB LIVE at CORE 99.5.2 3465円 ]

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SOUTHPORT WEEKENDER

* music on 24.08.2008

「夜はジャズ、ジャズは夜」の、お決まりのフレーズでスタートした須永辰雄氏の音にどっぷり酔った余韻を引きずりながら、今日はあの人気ミックスCDシリーズの最新作の紹介です。

UKサウスポートで毎年5月、11月に開催されている大型フェス ” SOUTHPORT WEEKENDER はヨーロッパ中のハウスフリークのみならず、ソウルフルでいてジャジーな音で全ての音楽ファンを虜にしています。 その公式DJミックスCDの最新作に、” Jazzanova ” と Ninja Tune のブレイクビーツの魔術師 ” Mr.Scruff ” が登場! さすがレコードマニアの2人。個人的には Mr.Scruff のディスクに興奮。 ダンス・ミュージックのルーツともいえるソウル、レア・グルーブ、などなど新旧の音をスムースにミックスしたため息のこぼれる仕上がりで、これから先もずっと聴き込めます。 まだまだ暑さの残るこれからにもってこいの極上ミックス2枚組 [ SOUTHPORT WEEKENDER Vol.7 ] の試聴はこちらからどうぞ

さすがRoy Ayers もう教科書に載ってもおかしくない名曲

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ビギー

* music on 16.08.2008

伝説のラッパー、ビギーこと ” The Notorious B.I.G ” 死後11年、デビューアルバム発売から14年を経て、今ここにほんとうのデビューアルバムを無料ダウンロード配信。 4年前、発売10周年を記念して、プロモオンリーだった曲なども追加して リマスタリングを施し再リリースしたじゃないか。といいなさんな。 今回はリリックを削除される前のオリジナルのものから、デモ、未発表ミックス、使用許可が出ずお蔵入りになっていたものの他、多数の音源で組上げたほんとうのデビューアルバムなのです。 レーベルの意向などで、もともとのハードな内容にメジャー受けのよいメロウな曲調をプラスしたとはいえ、400万枚以上をも売り上げたヒップホップ界の永遠のクラッシック。マスターピース。  [ The Notorious B.I.G / Ready To Die (The O.G Edition)こちらからダウンロード ]

ブラックミュージックを聴いていたものにはメジャーすぎのこの大ネタ(まんま)つかいながら、見事な仕上がりなのはさすがビギー。 もちろん元ねたのJuicy Fruitが入ったMtumeの同アルバムタイトルJuicy Fruitもサイコーです。

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LOWMOTION

* music on 10.08.2008

音楽にジャンルは必要か? 実際好みの音をレコ屋で探す時には、それなりに垣根は必要だった。 が、こうもレコ屋に足を運ばずネットでポン。もしくはipodに直でポン。そして気に入らなければ即、ポンと消去。 な、この時代オーソドックスな垣根はあって便利。なのだが、昨今のジャンルは解釈すらできず、そのジャンルをオーソドックスなジャンルにさらに分けるというもはや意味不明な状況。 音好きには多少耳慣れしている ” バレアリック ” なるジャンル。みなさんはどんな音を想像しますか? まずは、前作が爆ヒットとなったスイスのバレアリックのユニット 『 LOW MOTION 』の新作お聴きください。 そんな事考えなくとも、この暑さが続く夏の昼下がりエアコンの利いた部屋で聴きたい溶ける音です。お見事!  Keep It Slow / LOW MOTION DISCO 試聴はこちら

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Fat Jon

* music on 01.08.2008

遂に8月突入!で、夏といえばレゲエ。 ではなく 暑い夏に涼しく聴き込めるドライなトラックの数々を作り出す、 Five DeezのMC 『 Fat Jon 』がニューアルバムのリリース記念で来日します。 Fat Jon のニューアルバム「 Repaint Tomorrow 」の発売は、明日8月2日。 全国ツアーは9月11日からで、14日には金沢にもやってくるのでこの機会にFat Jon のプレイするジャジーな音で夏の余韻を、、、 [ Fat Jon 日本ツアー ]

Nujabesが最も好きな作品としてあげた”Lightweighy Heavy”から一曲

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KENTARO x DUB/REGGAE

* music on 31.07.2008

明日から8月、夏本番!で夏といえばレゲエなんてやすくない。 世界NO.1ターンテーブリスト ” DJ KENTARO ” と世界NO.1のレゲエ・リイシューレーベル ” Pressure Sounds ” が驚愕のコラボ!!! 『 Pressure Sounds 』といえば、DUB/REGGAEの貴重な音源を発掘、リリースし続けるUKの信頼のレーベルであり、好きなDUBを考えてみてもほとんどこのレーベルのものだったりする。それだけではなく、聴いた事もない埋もれていたビンテージの音源もレーベル買いで間違いなしな、そんなPressure Soundsの曲のみをNinjatuneでも見せつけているKENTAROの選曲のセンスとミックスのスキルでさらに輝かせる。 彼自身も大好きなレーベルのミックスをKENTAROの良さをいかしつつも、スクラッチも最小限に抑えオリジナルトラックに敬意をこめたミックスセンスの上にMigty Crownのシャウトも乗って完ぺきな仕上がりで8月8日リリース。

Pressure Sounds Presents: Tuff Cuts: Dj Kentaro Crucial Mixs

Bim Shermanの貴重なレコーディング風景

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alife x Nas

* music on 20.07.2008

長いながいあいだ、論争となっていたNasの今回のアルバムタイトル問題、 最終的にはホワイトハウスまで巻き込んでの大騒動の末、”ニガー”というタイトルをおろし、無題でのリリースとなった「 Nas 」が 「 alife 」と組んで、NYでリリースパーティを開催。(あちこちで騒がれているので知っている人も多いとおもいますが) もちろんフリースタイルありありで。んん~招待されてNYまですっとんで行きたかったー。 で、行けなかった人の為にTシャツのスペシャルコラボセットがリリース! NYのみ。100セットのみ。Wu-Tang Clanに続いて悔しさのみです。

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FLYING LOTUS

* music on 13.07.2008

07年に世界を震撼させメジャーシーンをひっくり返すほどのメガヒットとなった ” Reset ” からはや1年、ジャズ界のレジェンド ” John Coltrane ” と ” Alice Coltrane ” を叔父と叔母に持ち、ポストJ Dilla とも名高いLAの奇才トラックメーカー 『 FLYING LOTUS 』 のニューアルバム 「 LOS ANGELES 」 久しぶりにドープなる単語が使いたくなりました。ドープな音として安く作り上げた重いだけのうすっぺらい音を全てはねのけます。どっぷり沈み込めるドープビートながら実に心地よくあびれます。 久しぶりにこの単語も使います。ヤバい! 久しぶりにターンテーブルにはりをおとし、爆音でいきたい1枚です。

FLYING LOTUS / LOS ANGELES (WARP) 試聴はこちら

前作Resetから

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久しぶりにMADLIBねたで鳥肌ものの1枚紹介です。 ブラジルミュージックを敬愛するStones Throwの ” MADLIB ” と、 ブラジルバンド ” AZYMUTH ” のドラマー ” Ivan Conti “が ” B+ “の 「 Brasilintime 」でのセッションがきっかけとなり誕生した夢のプロジェクト 『 JACKSON CONTI 』初のフルアルバム「 SUNJINHO 」が誕生! ブラジルの定番すぎる名曲の数々をMADLIB特有のセンスで再構築した、初夏にもってこいの気持ちよすぎる出来映えです。  [ JACKSON CONTI / SUNJINHO ] 試聴はこちらからどうぞ

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サルサのレーベルといえばやはり 「 FANIA“>FANIA 」 その音源をGilles Petersonや DJ FORMAT 、4HERO など豪華メンツがリミックス 全ての楽曲が、オリジナルのフレーバーを損なわない見事な再構築。 さすがつわもの職人技という仕上がりの全14曲。さらにはオリジナルも収録という、マニアをも唸らせる嬉しすぎなアルバムです。   I LIKE IT LIKE THAT (MR BONGO) 2CD 2490円 試聴はこちら

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mac & masaru

* music on 03.06.2008

いや~疲れがたまってます。ここ数日、西に東にと数百キロオーバー移動+その土地土地での振る舞い酒に嬉しい疲れが、、、 そこでSQUAL休日をのんびり過ごすには、こんな音。日本のトミー・ゲレロと呼び声もたかい 『 mac & masaru 』 誰それ?って人いますか?このページの右横にずーーっと鎮座してるの見えてませんでしたか。 エゴ・ラッピン、Soul Bunch、などの経歴を経て遂に本格始動! そんなmac & masaru の 1st ep ” Soundtrack of Diary ” リリースから少々、紹介が遅れましたが音と同様ゆる~く紹介となりました。 晴れた日の昼下がり、晴れた空の下でのBBQのお供にと、晴れた日が似合う心を優しくしてくれる音です。

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ミックスCD入荷!

* music on 01.06.2008

日米頂上決戦との呼び声たかい、スペシャルなミックスCDが入荷しました。 ハウス・シーンを代表するサンフランシスコのレーベル「 OM Records 」が送り出すスムースかつメローなヒップホップを、サンフランシスコを拠点に活躍する ” J Boogie ” と、m-floらのリミックスも手がけ、昨年には自信初となるアルバムがメガヒットを記録した日本代表 ” DJ DECKSTREAM” の2人が料理。 ジャケットは、、、ですが、中身はさすがOMと唸らされる良質な音源のオンパレードです。 いまだにヒップホップ=チェケラッ って人はいないと思いますが、こんなスムースな音もあるんだよって事で、特に女性にオススメしたいメローなお買い得2枚組。

 [ OM : HIP HOP SOUL SESSIONS ] 2CD 2625円 試聴はこちら

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N.E.R.D

* music on 18.05.2008

発売を目前に控えた『 N.E.R.D 』の新作 ” Seeing Sounds ” 爆発ヒットとなった前作 ” Fly Or Die ” 以来4年ぶりとなる待望のニューアルバムから1発めのシングル ” Everyone Nose ” のライブです。さすがです、ネプチューンズ。ジャンルなんておかまいなしエネルギッシュ! これでのれなきゃどうかしてるでしょ。

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今年のGWいかがお過ごしでしたか。自分はというと、あれだけStones Throw オールスターが京都にやってくるよ。と、告知しておきながら、カゼをしょいこみそれもいけずでした。知人の報告によると、それはそれはすばらしい夜だったそうです。あーそうですか。 と、そんなStones Throw からすげーーーーのが出ます!Stones Throwらしからぬ音ですが、これは久しぶりにすげーーーーです。 そうです!もう耳の早い人はすでにシングルなどで大注目の、あの天才クリエーター 『 James Pants』がフルアルバム・デビュー DJプレイをP.B.Wに気に入られてStones Throwで2001年よりインターンとして勤めたのちアーティストとして契約。という、名前同様ちょっと変わったJames Pantsですが、音の方はというとさすがP.B.Wを唸らせ、Stones Throw から異色の音をリリースさせるだけあって、、、 各ジャンルのアーティストが絶賛するだけの事はあって、、、

一言でいうなら、80′sフレーバーファンクディスコフレンチエレクトログルービーダンスミュージックとでも言ったかんじでしょうか。 最近聴きたい音ないよな~。な、あなたコレ耳にしてみてください。やられます!ダンスミュージックファンなら必ず!

そして、さらにダブルで嬉しいのは この5月28日発売の James Pants のアルバム「 Welcome 」のアートワークをあの 「 Parra 」が手がけた事だ。まさに見事なマッチング。そんなPerraとは、、、

先行シングルの Ka$h はこちらからどうぞ

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PRINCE

* music on 05.05.2008

アメリカを代表する大型フェスといえば 「 Coachella Valley Music and Arts Festivall 」 そんなコーチュラに参加した殿下『 PRINCE 』は Jack Johnson やPortishead などフェス慣れしている他出演者と違い、今回がフェス初出演だったのです。 そんな貴重な初フェス舞台見たかったものです。そこでってわけでもないですが、コーチュラ出演前日に、アメリカの人気トーク番組に出演した時にお披露目した新曲 ” Turn Me Loose ” をご覧ください。あいかわらずのするどいギターとライブパフォーマンス、さすがです!

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Rock The Bells

* music on 29.04.2008

A.T.C.Q に、DE LA SOUL 、NAS に MOS DEF 、RED MAN に、METHOOD MAN 、GHOSTFACE さらには THE PHARCYDE まで こんなメンツ揃ったビックすぎのイベント Rock The Bellsに行こっかな。と、本気で企みながら今日は定休返上してSQUAL営業中です。

  2008 Rock the Bells Trailer

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10年ぶりとまったくかんじさせない、あのままの完成された『 Portishead 』 の続編サードアルバムがここに トリップ・ホップなる言葉を知っているだろうか。90年代「 Massive Attack 」と並びブリストルから発信されていたPortisheadのサウンドはトリップ・ホップというジャンルで呼ばれたりしました。 彼らのサウンドはただ単にダークに、病的に、というおもしろおかしく作りあげている安っぽい音とは違い、完成された異次元に位置するPortisheadの世界があります。 そんな彼らの音、世界観はスタジオだけでしか再現できないのではという言葉をもはねのけライブの完成度でもみごとに証明されています。 いきなり10年前に引き戻されるほどの完成度です。 Portishead / Third ( Island ) 4月30日発売前にイギリスの同じ名前の町Portisheadで収録されたスタジオライブの映像をどうぞ!ニューアルバムから7曲もお披露目しています。

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金沢 vs 京都

* music on 15.04.2008

さーどうしたもんだ。5月3日、金沢にはPete Rock 、京都にはStones Throw クルーがやってくる。さーどうしたもんだ。 90年代をかきまわしたPete Rock。その帝王印100%職人技がひかるトラックのオンパレードに、Redman 、Styles P 、Raekwon 、Little Brother など時代を共に支えてきたメンツに加え、Jim Jones や Papoose といった今のシーンからもゲストを迎え入れ、黄金期にひたるだけではなく前身し続けるNYスタイルをみせつけたアルバム「 NY’S FINEST 」 を、ひっさげて3年ぶりに来日となる『 Pete Rock 』ジャパンツアー 全国7カ所、5月3日の金沢 [ Pete Rock "NY’s Finest" Release Tour @8Hall ] か MADLIB率いるStones Throwオールスターともいえる、MADLIB 、P.B.W 、Aloe Black 、E-Gon の深いヒップホップ、ファンクの世界に酔いしれる、5月3日の京都 [ Stones Throw JAPAN TOUR in KYOTO @LAB.TRIB ] か

いや~今聴いても新鮮   

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Eric Lau

* music on 06.04.2008

Ubiquityからすごいの出ました。 Gilles Peterson や 4HERO も大々絶賛の、今年度代表となる天才アーティスト『 Eric Lau 』が遂に待望のソロアルバムを発表! これまで、Lupe Fiasco 、Dudley Perkins などに楽曲を提供し才能を見せつけてきたロンドン在住、26才の天才プロデューサーのファースト作は洗練されすぎた新世代のソウルと呼ぶにふさわしい、どこにもぬかりのない仕上がりです。        [ Eric Lau / New Territories ] 試聴はこちら

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コレだっ!というお気に入りのジャズと、お好み焼き屋って、持っていたいものですよね。 と、ジャズは深すぎてお気に入りも多すぎだしで、 「 J Rocc 」のBlue Note ミックス 『 J Rocc’s Droppin Science with Blue Note 』を紹介。 Blue Note ものって今までいろんな物が出ましたが、が、さすがJ Rocc です。です、と唸らされてしまいます。使用曲は分かりやすいものばかりですが、さすが J Rocc と唸らされてしまうのです。そして、この音源をフリーで提供している 「 Stones Throw 」 にもさすが!と、唸らされます。 この機会にJazz にあまり触れる機会がない人や、ジャズの名門 Blue Note ?って人はぜひお試しあれ。(ダウンロードはこちら) で、もう一個の方のお好み焼き屋とは、、、?、、、

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