オランダをひっぱるレーベル [ Unexpected Records ]のドンである「 Perquisite 」 。 元々チェロ奏者だと言う事もあり、メランコリックでいてジャジーインストを作らせたら天才と呼ばれている彼と、変化自在のMC「 Pete Philly 」による最強のユニット 『 Pete Philly & Perquisite 』の3年ぶりのセカンドMYSTERY REPEATSの日本盤がRimixを加えて今月リリースされました。 海外では昨年リリースされ、地元オランダでは総合アルバムチャート2位となっているこのアルバム。とかく流麗なピアノにうっとり、太いウッドベースにチェロ、サックスと生音のみならず、ジャズサンプリング、はたまたブロークンビーツまでとりいれ、ソウルフルだけにはとどまらないnewヒップホップのスタイルがここにあります。 とかく気持ちよすぎる1枚です。 試聴はこちら
» 続きを読むアメリカの作家William T.Vollmannが20年間かけて集めたものから書かれた、暴力をテーマにした大作「Rising Up and Rising Down 」 そこから引用されたタイトルのThe Rootsの newアルバム「 Rising Down 」が1992年のロス暴動と同じ4月29日にリリース。 前作のセールスが伸び悩んだせいか、The Rootsにしては珍しい豪華ゲスト(Mos Def 、Talib Kweli 、COMMON 、Malik B 、他パンクバンドFall Out BoyのPatrickという異色のゲストも含め)を迎えて制作。 そして、そのアルバムの収録曲『 75 Bars 』がPVと共に公開されてますが、これがまたタイトなトラックにやられまくられます。 チューバがからむものの、ほぼタイトなドラム一本というシンプルながらも強烈なトラックに、Black Thougtの一発録りのラップがぐいぐいおす男汁全開な彼ららしいナンバーが、サスペンス仕立てのPVに見事にはまっています。
» 続きを読む15名の大所帯ファンク・バンド『 Connie Price & The Keystones 』 デビュー・アルバムのインストからうって変わり豪華ゲスト陣(Percee P 、Aloe Blac 、Big Daddy Kane 、Ohmega Watts 、Soup/Jurassic 5)を迎えて「Ubiquity」よりセカンド・リリース。 彼らの持ち味のデトロイトフレイバーなジャズ・ファンクと、MC・ボーカル陣との融合が全編にいきわたった会心の一撃です。 この70年代に録音されたような乾いたトラックの数々、CDだと全曲インストで付で嬉しいかぎりです。 Connie Price & The Keystones / Tell Me Something (Ubiquity) 試聴はこちら
» 続きを読む寒い冬の酒といえばウォッカ。といえばスミノフって宣伝ではなく、スミノフのサイトでもの凄い企画が開催中です。 「 KRS ONE & DJ Premier 」「 Common & Just Blaze 」「 Q-tip & Cool and Dre 」というビッネームのタッグで、自らの黄金のクラッシックをリミックスするっつうー企画で、 で、それらは全てフリーダウンロードっつうーなんともたまらなすぎなビックな企画! このセルフ・リミックスは次々と公開されていき今は、KRS ONE & DJ PremierのCriminal Minded が公開中で、今日あたりからガールズから絶大なる人気のあの名曲、 Common & Just Blaze の The Light が公開される予定です。 Smirnoff Signature Mix Series
» 続きを読む今日、2月10日は『 J Dilla 』の2周忌。改めてあの心地よい乾いたトラックを生み出せるのは彼しかいないと、、、彼の才能のすばらしさを再認識。 至るところで、相変わらず J Dilla のミックス、トリビュートが繰り広げられていて、これまた改めて彼がみんなの心に大きく存在していると、、、 彼の人柄を再認識。 Stones Throw では J.ROCC による [ Thnk You Jay Dee Act 3 ]がダウンロードできます。さすが Stones Throw
» 続きを読む遂に『 Q-Tip 』のMixtape (ストリートアルバム)も登場! Busta 、Erykah Badu 、D’angelo 、Andre3000 、Hi-Tek 、Sergio Mendes 他というゲスト陣も豪華で、リリースの告知までされ、サンプル盤も登場し遂にリリースされなかった Q-Tip の 「 Live At The Renaissance 」収録のものがほとんどの為クオリティも抜群なこんな内容がフリーダウンロードです。
Q-Tipの声にJay Deeのトラック ンン~たまんない
» 続きを読む巷の「ジャジーな」とかうわべだけのやつらを吹き飛ばし、ジャジーヴァイブスを見事なスキルで操る『 JAZZ LIBERATORZ 』のデビューアルバムがフランスから届きました。 デビューアルバムとはいうものの、2004年フランスのクラブ・ミュージック名門レーベル「 Kif Records 」からシングルを発表以来、常にヒットを飛ばし、日本でも2004ヒップ・ホップ、ベスト・シングルに選ばれるなど、実力と共に知名度的に「えっアルバム一発目?」って人も多いはず。 今回のアルバム「 Clin D Oeil 」彼ら得意のウッド・ベース、フルート、ジャズ・ピアノの音色が絡み合うジャズヴァイブスのしっとりした揺らめくトラックに、大物リリシスト、ボーカルをゲストに迎え、ネイティブなヒップ・ホップと見事に融合。人気の高いインストに歌がのると、、、というトラックが多い中、評価のたかい彼らのインストの上に歌がのり、さらに極上な仕上がりです。 ここまでさんざんヒットを生み続け、そのシングルは一切収録せず新たに制作されたアルバム。これからのスマッシュ・ヒットが詰まったような見事なため息のでるような1枚です。
[ JAZZ LIBERATORZ / Clin D Oeil ] 試聴はこちら
» 続きを読む久しぶりに「 うっそ~!!! 」と大声で叫びました。12月10日。そうですCISCO全店閉店! ただ単にレコ屋としてだけの存在ではなく、お客、DJ、メディア、そしてシーンまでをも育ててきたCISCOが全店舗閉店 レコード屋に、なにかいいものないかな~と探しに行き、自分だけが見つけた宝物のように、でかでかとマークの入ったレコ屋の袋をかかえ自慢げに街を歩く。あのワクワクな時代は幕が閉じて行くのかと思うと実に寂しいものです CDが登場し、MP3が登場し、ネット他、様々なものが乱れ飛び、デジタルの波にのみ込まれてはいたものの、これでほんとうにアナログという時代に区切りがつくのは間違いないという大きな存在だったCISCO ひとつ幕が閉じるという事は、新たな幕があくと信じたいものです。 で、音はデジタルに移項して売れていくのか?というと、そでもなくやはりネット上で乱れ飛び、売り上げも低迷。そこで、一時はミックス物を取り締まり、逮捕劇までやってみせた大手レーベルも自らミックス音源(以前にもSQUALトップで取り上げたストリートアルバム)でプロモーション。 そんな中、先週紹介したJ DILLAミックスの出来映えから比べると、、、だが、やはりLaurin Hillの声に癒されるなあ~って事でこちらのミックステープ [ Lauryn Hill - The Re-Education of lauryn Hill ] でもダウンロードしてみてはいかが
( CISCO ファイナル模様 BLUE HERB )
» 続きを読むクラブサウンド色が強かった初期の頃のリスナーを揺るがすかのように、90年代後半にはメッセージが強いロックよりなサウンドにスライドしつつ、加速するダークさに、もういいや『 UNKLE 』と、思っていた人もガツンときたであろう、4年ぶりとなるUNKLEの新作「 WAR STORIES 」 そして、その勢いでアーティスティックさを見せつけたサマソニでの圧巻のパフォーマンス と、今年のシーンに風を送り込みさらになにが?ってところで、日本のみでリリースとなる3000枚のみの完全限定生産のアルバムが出るのです。 このアルバムは、今年6月に発売となったWAR STORIESの続編で、これでひとつのストーリーが完結となるものです。 「ここ数年の『MORE STORIES』はここ数年のUNKLEの活動を代表する作品で、様々なスタイルや音楽を多様に取り入れた1枚に仕上げたつもりさ。楽しんでくれよ。」というJames Lavelle の言葉からも期待大です UNKLE / More Stories (Traffic)
» 続きを読む「 Q-Tip 」 の推薦で、 「 Busta Rhymes 」 のソロ・デビュー曲のリミックスを手がけて以来、数々の楽曲をBustaに提供し続けた 「 J Dilla 」 を偲んで、ミックステープ・アルバム『 DILLAGENCE 』が 「 MIC BOOGIE 」 とのタッグにより制作! Bustaの為に制作されたJ Dillaの未発表作もBustaの手により提供され、Q-Tip、Talib Kweli、Cassidy、MOP、Raekwon、DJ Spinaなども客演した、この豪華アルバムは11月27日からオフィシャルサイトで、フリー配信されましたがダウンロードが殺到したため28日にサイト閉鎖。現在はMIC BOOGIE のサイトでダウンロード可能となっていますので、お早めに!
» 続きを読むスペイン、マドリッド発信の今世界がアツく関心をよせる、要注目レーベル 「 hitop 」 からご機嫌すぎてこまってしまう最新作が登場! hitop の看板アーティスト 『 CASBAH 73 』のnewアルバムPushin Fortyは説明の余地なしの、聴くべき作品です。 今、構築したとは思えないレアグルーブをベースにしたCASBAH 73のサウンドは、クラブサウンド好きはもちろん、ブラジル、ラテン、フューチャージャズ、ファンク好きまで全てのダンスグルーブ好きから、軽快なドライブミュージックを探しているガールズにいたるまで、誰もを楽しくポップな気持ちにさせてくれます。
CASBAH 73 / Pushin Forty の試聴はこちら
» 続きを読むフィンランドの大、大注目ジャズレーベール「 Ricky-Tick Records 」から、Yesterday New Quintetと比較されそうな持ち味と、DJ Shadowを彷彿させるような匂いも持つ『 The Stance Brothers 』のねむっていた音源がアルバム化! キレのよすぎるビートに、極上なブレイク、ファンクのヴァイブを練り込んだジャズファンクの神髄がここに!ブラックネス!!!見事!!!!!
The Stance Brothers / Kind Soul (Ricky-Tick Records) 試聴はこちら
» 続きを読む濃厚なミックスでSolid SteelをささえるNINJA TUNEの映像マジシャン『 HEXSTATIC 』が緊急来日!!! 大阪:10月5日(金)@TRIANGLE 東京:10月7日(日)@WOMB 今でこそ定着したビジュアルをマッシュアップする手法を実験的におこなってきた彼ら。時代がようやく追いついてきたVJの先駆け的存在のHEXSTATIC って誰?って人は、彼らの10年たった今でも多くの人に絶賛されている、97年のCOLD CUTとのコラボ作「Timber」で、彼らを感じ取ってください そして、感じ取れたなら音と映像を見事なまでに融合させるパフォーマンスを体感しにいくべき!
今年うみだされたnewアルバム「When The Robots Go Bad 」の試聴はこちら
» 続きを読む難易度の高い、ワイゼンボーン(スライド用アコギの名器)を弾きこなし、ブルースを根底に持ちながもワールドミュージックの要素ももりこみ、時おりボブ・マーリィとも比較されるシンガー・ソングライター『 ベン・ハーパー 』 そんな彼の、全曲アナログレコーディングのnewアルバム「 Lifeline 」発売記念の、スペシャルキャンペーンがスタート! その内容とは、みなさん一人一人の夏の思い出を切り取った写真を使用し、スライド・ショウ的にオフィシャルPVを制作しようというものなのです。 ただでさえ、彼の曲は目をとじればその時々が浮かびそうなのに、さらに自分だけの夏の思い出が採用されたPVとなれば、これはもう。。。 使用される曲は「Fool for a Lonesome Train」で、応募はコチラから
» 続きを読むさてみなさん!スケジュール等の調整はおすみでしょうか? ちょうど1ヶ月前にお伝えした、『 Tommy Gerrero JAPAN TOUR 』がせまってきてますよ。日本ツアーで、東京、大阪とまわりなんと金沢にやってくるゲレロ。北陸の人間には、ま~逃せないチャンス! 金沢の日程はつぎのつぎの土曜、9月22日、EIGHTHALL で、19時半から。前売りチケットまだ多少ながらSQUALにあります。 しかも、ライブ観た人はそアフターパーティー入場無料でゲレロ。 5枚目となるnew アルバム「Return Of The Bastard」の試聴はコチラからどうぞ
» 続きを読むScuba 、Sylk 130などの名義で活躍し、人気のプロデューサーDJとして活躍する「 KING BRITT 」 そんな彼が手がける、NYハウスの根底を垣間みれる、KING BRITTセレクトの70年代ジャズファンクオムニバス『 The Cosmic Lounge vol.1 』 深~いスピリチュアルジャズ、エレクトロなジャズ、オーガニック~なジャズ内容で、Herbie Hancock 、Mtume 、Don Cherry などなど、濃く黒いガラージ、クラブジャズ好きにはお馴染みの名曲がずら~り 耳にした事のない人はクラブのルーツに触れる事のできるおすすめの濃い1枚です
試聴はコチラからどうぞ
» 続きを読むレーベール買いして間違いなしの「 JAZZMAN 』から、もの凄いの出ましたぜ!ちょいと前ですが。 JAZZMANリリースのコンピというだけでも、信頼印で聴く前からワクワクなのに、セレクトはなんと「 Quantic 」これはダブルでスゴイ事に!と、大騒ぎしていたあのレア・ファンク、コンピの第2弾!!! QuanticのWill Hollandといえば、世界に埋もれた7インチ・ファンクを掘りおこすコレクターで有名ですが、そんな彼が直感でどこから聴いても、何度聴いてもクセになる、バラエティーあふれるソウル・ファンクを厳選! 今回の2枚はどちらもJAZZMAN企画という事で、すべてオリジナル・マスター音源をリマスター!さらにレア・ファンク・ガイドも付きで、今回もものすごです
Quantic presents The World’s Rarest Funk 45s Vol.2 [ Jazzman ] 試聴はコチラ
» 続きを読むEMANON 人気のみならず、ソロ活動も順調でプロデュースも高い評価の「 Exile & Aloe Blacc 」のExile に魅了された『 BLU 』のファースト「 BELOW THE HEAVENS 」 EXILEお得意の、ジャジーながらも男気をかんじるかわいたノリに、BLUのしなやかなフロウが走り、実に軽快に耳にはいります
Blu & Exile / Below The Heavens (Sound In Color) 試聴はコチラ
» 続きを読むさすがとしか言えない、Egonならではの音源と人脈によってなし得た、レアファンクのうねりとヒップホップのビートの見事なまでの融合! Stone Throw のレーベルマネージャーを努めながら、レア・ファンクの再発を進める彼のレーベル『 Now – Again 』の集大成ともいえるアルバム 「 Now -Again Re:Sounds Vol.1 」 これまで限定でリリースされたものや、プロモ、ホワイト版で流通したものを含め、Egonならではのメンツ(Stones Throwオールスター + Cut Chemist、Kenny Dope、J.Roccなどなど)が絡んだ豪華すぎる7インチのボックスセットがCD化。 このオリジナル音源集めるのに、いったいいくらかかるのか?なんて事は抜きに、ドープなファンクを楽しんでみましょう!
腰がうねるサウンドはコチラから
» 続きを読むミュージシャンとして10周年を迎える『 Tommy Guerrero 』が、明日8月8日に、5枚目となる新作「 Return of The Bastard 」を発表する。 するのだが、するよりもなによりも、そのnewアルバムをひっさげて来日するのだ。 サーフミュージックと呼ばれている、ゆる~いアコーステックサウンドのはしりである、西海岸ストリート・カルチャーのカリスマである、彼のあたたかいステージは東京、大阪はもちろんなのだが、北陸のみんなには嬉し過ぎ~で、金沢でも観れる今回は見逃すなかれ。みんなでゆるゆる揺れましょう! [ Tommy Gyerrero JAPAN TOUR 07 ] 9.20東京、9.21大阪、9.22金沢
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